誰にも大切にされなかったら。
減ったといえども、年に約16万匹もの犬猫が殺処分されているらしい。
にんげんの命なら、こんなに処分されやしなだろう。
にんげんの命に置き換えて考える考え方は、ちがうとおもうけど、そんな風に考えてしまった。
興味がない。どうでもいい。
自分の存在や命を、そんなふうにおもわれたら、むちゃくちゃ傷つくなとおもった。
人間の言葉をしゃべれなくても、わかってる目だなって、テレビを見ててよくおもう。
目はくちほどにものを言う。というのは、こういうときにおもう。
人間の言葉をしゃべったら、捨てないで!置いてかないで!助けて!って、懇願するんだろうか。
お前こそ死んでしまえ!呪ってやる!と、恨みをくちにするだろうか。
わかったよ。って、あきらめるだろうか。