人生足別離

田中ちはるのブログです。

表現が広がる。


日々が少し、しんどいです。
くちから出るのが、ため息といやな言葉にならないように、気をつけたいものです。

いろんなことに、わるいなあとおもいながら、おもいきってお出かけ。

今日は、「一枚のはがきから〜買って誰かに送りたくなるポストカード展〜」と「黒江の路地の軒下蚤の市」のチラシを置いて頂けるようにお願いと、リフレッシュを兼ねてお世話になっているカフェ・ムロさんへ訪ねました。

道中、工事中のところがあって、片側通行になっていました。
対向の車が通る順番だったので、工事現場の手前のところで、おっちゃんの指示に従って待つ。

何台か通る車のうちのひとつだったんですが。
運転手のおっちゃんが、歯磨きしてたんです・・。
運転中に、歯磨き??
なぜ??
くちをゆすぐのは、どうするんだ?
もしやブラッシング?
でも、なぜ車でやる・・。
営業のひと?
でもやっぱり、車でやることじゃないよね!!

ムロママさんに話すと、「もしかしたら、ロリポップだったのかもよ」と(笑)
飴にしてはデカい棒だし、くちにまっすぐじゃなく、ほっぺたのほうに突っ込んでいた!

・・やはり、歯磨き中だったとおもわれます(・_・ )
人生で初めて、車中で歯磨きするひとを見たのが、今日でした・・。


歯磨きのくだりが長かったですが(苦笑)

今日もムロさんでのんびりさせて頂いて、お話もさせて頂いて、いま写真展も開催中なのです◎

おさるさんの写真展、「えてきち展」が開催中です!

「えてきち」というのは、さるの別名。
「えてこう」はよく聞くかもしれませんね。
「さる」という名前は「去る」という言葉もあてられるので、商売では「客が去る」という、忌み言葉なんだそうです。
するめ」を「あたりめ」
「梨」を「アリの実」と、反対の意味の言葉をあてたように。
「(客が)去る」を反対に「(客を)得手吉」と、言ったそうです。
「えてこう」も「得手公」と、字をあてます。

あんまりいい言葉におもってなかったんですが(意味を調べますと悪く使うときもあるよう)、「得手吉」だなんて、おめでたい言葉だったんですね◎

そんなかわいいえてきちたち。

温泉に浸かったえてきち。
こどものえてきち。
まっかな顔のえてきち。
寒さしのぎに、だんごになるえてきちたち・・。

・・説明へただわ!
なんかこう、いい雰囲気の、いいかんじのえてきちの写真がいっぱいです◎

今月いっぱいだそうで、土曜は臨時休業されるらしので・・興味のある方は、あした行ってきてください!!


と、今度はえてきちの話になってしまいました!

・・楽しかったです!


えてきち展の写真家さんが、他の作品をポストカードに印刷して収めたフォトブックも置いてらっしゃって、それも拝見したんですが、すごく素敵なんです!
自然(お花や木々・動物など)を、自然に切り取ったような写真。きれいでした◎

そして、勉強になったのが、印刷されている紙のこと。

専門学生だったころに、「写真は光沢紙じゃなきゃだめ」というようなことを言われたので、写真を見せるために印刷するのは、光沢紙以外はだめなんだと、ずっとおもっていました。

確かに、写真がきれいなのは光沢紙で間違いないというのは事実です。
データを液晶画面で見るような美しさ。
それをそのままに印刷したいなら、光沢紙に印刷するのが一番だとおもいます。

しかし、拝見したフォトブックで使用されていたのは光沢紙じゃない紙。
写真用のマット紙でもない。
でもそれが、とてもすてきな雰囲気を出しているんです・・。

ひとつの表現のやり方として、光沢紙じゃない紙を選ぶというのも、ありなんだ・・って。
わたしの中には、光沢紙という選択しかなかった写真印刷。
なんだか壁が壊れた気分◎
世界が広がるこの感覚、風がとおるように、いつも気持ちいいです◎

自分で撮った写真をポストカードにしていますが、写真によって、光沢紙以外の紙がよさそうだったら、変えてみよう!!
「一枚のはがきから〜買って誰かに送りたくなるポストカード展〜」用にと印刷した写真も、もう一度見直してみようとおもいます!


表現の発見があって、とても嬉しいですが、正直、まだそんなに、上向きじゃないです。
でも、うだうだやってらんないですね。
あ~自分がめんどくさい!

せめて、「できるぞ」って気持ちのときには、ちゃんとやるようにします!