人生足別離

田中ちはるのブログです。

アオサギ助けた。


昨日、立秋でしたね。
早いですね、季節進むの。
いつもおいてけぼりさ。


ちょっとしたことがありました。
アオサギをちょっとだけ助けたの。

家の裏に川がとおっているのですが。
朝、母がアオサギを見て、昼にまだ同じ場所にいる・・と。

わたしも窓から見てみると、なんと。
昨日、ほぼ同じ場所・同じ姿勢のアオサギ見ていました。
脚を半分曲げて、座ってるかんじで。

警戒心が強いので、窓から見るだけでも逃げる場合があるくらいの鳥が、動かない。
これはおかしい。
正直、どうしようか迷ったんですが、川におりて近づいてみました。
さすがにアオサギのほうが怖がって、無理やり立ち上がって少し飛んで逃げた時。
両脚に釣り糸が巻きついてるように見えました。

母とふたりでなんとか捕まえて、脚を見ると、釣り糸が絡まってるんじゃなく。
小魚のルアーの、くちとしっぽについてる釣り針が両足に刺さって、枷のようになってたんです。

痛々しい・・でも、釣り針、抜きました。
釣り針は抜けにくいように作られてるので、引っ張ってスッと抜けるもんじゃなく。
なんかすごい、残酷なことしてるような気持ちになりながら、なんとか抜きました。
糸もとりのぞく。そして放しました。

脚の自由は戻ったのですが、体力的なことか、傷が痛いのか、両方か。
結局また、岸でぺたんと座り込むアオサギ
放してよかったのか、病院へ連れていくほうがよかったのか、また気になる。

あとで調べたり、振興局に聞いたことですが。
本来は怪我も自然の営みの中で起こること。なので、できるだけ動物自身の治癒力に任せるのがいい。
(※詳しくは「怪我・鳥獣保護・各都道府県名」で検索!)

今回に関しては、釣り針は鳥が自力でとれないものなので、それは抜いてよかった。
病院に連れていくかどうかも、連れていってもいいし、放しても問題はない。
原因を取り除いたので、あとはアオサギ自身の回復力に任せてもいい・・とのことでした。


テレビで写真とか見てただけですが、釣り針の刺さった鳥に遭遇するとは。
そしてその傷はなかなか酷いもんでした。
自然に生きてる中で、怪我や病気で死ぬのは普通のこと。
こころない人間の行為で、動物に害が及び、死につながる。
ルアー捨てたやつはバチが当たればいいとおもいます。

迷ったけれど、放っておかずにアオサギに近づいてみてよかったです。
どうなるかはわからないけれど、元気になったらいいなとおもいます◎


*追記*
なにもない岸で座り込んでいたアオサギが、草の茂った水辺に移動してました!
小魚も食べて、水も飲めて、草で身を隠せるので、とりあえず大丈夫そう!
しっかり食べて、傷が治ってくれればと。