人生足別離

田中ちはるのブログです。

心無いサーターアンダギー。


今日、揚げ物してたら思い出した。

随分前の話ですが。
母ちゃんが出かけた先の、どこかの店先(?)でやってた屋台(?)で、サーターアンダギー(沖縄の揚げドーナツ)を買ってきてくれました。

わたしは急に、「揚げドーナツを食べないと死んでしまう病」が発症するくらい、揚げドーナツが好きなのです。
サーターアンダギーは、特に一個が大きくて、ゆっくり時間をかけて揚げるので、外側がガリっとなってて好き!(その外側の固さは、かじるとクチの中の上あごが危険なくらい!)

で、母ちゃんが買ってきてくれたそれを食べると、コレがね、すんごい不味い。
「おいしくない」じゃないよ。「不味い」の。

サーターアンダギーを揚げる前に、肉か魚か、どっちもかも。
まぁとにかく、先に何かを揚げた後の揚げ油を、そのまま使ってサーターアンダギーを揚げたようなの。

売り物なんやから、もうちょっとやり方ってもんがあるでしょ?・・って思うくらいひどい味やった。
わたしも自分で作ったものに、値段をつけて売るという行為をやっています。
わたしのセンスはともかくよ!
お金を払って頂くことを考えたら、最低限、簡単に壊れないように!・・とか、思いながら作る。

誰も作ってるとこって見てないけど、そこが大事やん!
誠意だよ。
それが無いから、味に出ちゃったんじゃん、サーターアンダギーはさ。

これで商売やってるなら、全く誠意を感じないサーターアンダギー。
万が一、料理の素人さんがやってたのなら、料理についての勉強不足過ぎて、売ったことが間違いのサーターアンダギー。

すんごいガッカリした。
味にも心の無さにもね。

だから、これからは自分で作って食べることにするサーターアンダギー・・w