人生足別離

田中ちはるのブログです。

こころは、つながってる?


風があんまり強いと、家にいても怖いですね。
あしたの天気は晴れのようですが、あんまりの強風じゃ、カワセミを見に行くのに、ちょっとつらいなぁ。



テレビで紹介される調査やアンケート。
どれくらいの人数とか、いつやったとか、調査対象とか、ちゃんと見てないわたしは、だめなやつなんですが(苦笑)

いまの中・高生(小学生もかも)や大学生にとって一番怖いのは、「ひとりになること」らしいのです。
なので、つながっている手段として、スマートフォンが手放せないとか。

「ひとりになること」というのは、誰かとつながっていない状態をさすんでしょうね。
「孤独」なのとは、またちがうんだとおもいますが、みんなの輪に入っていないと、次は入りにくいような気持ちになるのかな。

その番組の調査によると、メールやラインの返信を10秒以内に返さないと、それだけでグループからハジかれるようなこともあるとか・・。
そんなことするから、逆に自分たちの首絞めてるんだと・・。

さすがに10秒ルールをしているひとたちは、少数派だとおもいますが、それだけ、スマートフォンでのやりとりに時間を割いてる若者が多いらしいのです。
そんなに、誰かからの連絡を気にしてたら、たぶん、お風呂入ったり、寝るタイミングもむつかしいんだろうな・・。

いまの中・高・大学生みんながそうじゃないだろうし、反対に、大人のひとでも、頻繁にやりとりしてるひとは多いとおもいます。スマートフォンが出る前は「ケイタイ依存症」って言葉でしたからね(ケイタイがスマホに変わっただけ!笑)。

手軽につながれる手段ができたから、そうなったんでしょうね。
「いつでもつながって、やりとりできるからさびしくない!」が、
「いつでもつながれるがために、つながってないとさびしい・・」に。

個人差はあるとおもうけど、「つながっていたい」という気持ちは大人のひとにだってあるとおもいます。
誰かと話をするのは楽しいですから。

ただ、大人になると、いい距離でのお付き合いができるようになるので、用事もなく連絡をとるということはあんまりありません。
話し出せば、いろんな話題に跳びますが、「あのバラエティー番組見た!?」・・という入り口で、連絡をとることはまぁ~ないですね(笑)


上記に書いた、番組の調査を見ておもったのは、ちゃんと心でつながってるのかな?相手とわかりあって、友情を深めてるのかな?っていうこと。

ただ単に「ルールを守らないと友達でいられない」というのは、本当に心の許し合った友達ではないでしょうね。

心のつながりがあるからこそ、ここまでするんだよ!ということなら、わたしからすれば「いまの若い子は大変なんだな・・」と言うしかありませんが。