人生足別離

田中ちはるのブログです。

こころくすぐられる。


今日もなんだか、冷たい空気。
春って・・こんなかんじだっけ?



昨日も書きましたが、今日は四季の郷クラフトフェアに行ってきました◎

こういうのは、やっぱり朝イチで行くべきですね。
駐車場がいっぱいで、空き待ちの車が並んでました。そのとき、わたしで15台~18台目くらい。
駐車できるまで15~20分くらい待ったんですが、わたしが順番待ちを始めたあとにも、そのうち何台もやって来たし、わたしはまだ運がよかったんじゃないかなとおもいます。

今年もたくさんお店が並んでいました◎
海南サンデーマーケットでご一緒させていただく方たちもいらっしゃいました☆

ぐるっと、2~3週。
その間に、2015年に開催される、和歌山国体のマスコットキャラクター「きいちゃん」に会って、握手してもらった☆
可愛いよ~きいちゃん◎

そして、今年もいたよ、たけのこマン(笑)
怖がるこどもに近づいて、こどもがぎゃんぎゃん言ってた(笑笑)
・・って、笑うと気の毒なんだけど、ちょっとおもしろかったです。


今年は、ハンドメイドのお店屋さんよりは、革やガラス細工・木工・陶芸などの「職人さん」のようなお店が多かったかな。

わたしは、東大阪から来られたという、ガラス細工をされている方のお店(風鈴がすごい鳴ってた)で、大正時代に作られたというガラスのボタンを購入しました。
いまはプラスチックに押されて、ガラスのボタンの時代はもう終わってるとのことで(確かに、売られてるのも使われてるのも見ない)、お店のご主人は、溶かして別のものを作ってたらしいのですが、やっぱりもったいなくて、ボタンとして売ってるとのこと。
よかった・・可愛いから、溶かしちゃうなんてもったいない!

「年代もの」や「もう作られていないもの」に、ものすごくこころをくすぐられるわたし。
実際のモノが可愛くて・ほしくて買ったんですが、「コレに使おう!」・・とか、アテのないままの購入(苦笑)
「アテがないから、あんまり買ってもな・・」ともおもったんやけど、やっぱりもうひと袋買っときゃよかったかな~とか、帰りの車中ですごく惜しい気持ちになった。
買い物ヘタな自分がかなしい・・来年も来てくれたらいいなぁ・・。


誰かの作品に触れるのも楽しかったし、ディスプレイの勉強も。
あと、お値段の付け方も、勉強させていただいていました・・ちょっと、ほっとしました。自分が、法外(!?)なお値段つけてないか怖かったので。


そんなかんじで、ゆる~く、楽しませていただいてて、ふとおもいだす。

プラ板で作った、しずく型のブローチを、先日の海南サンデーマーケットで並べていたのですが、「あ。これはブローチなんだ」って、何人かのお客様が仰ったんです。

そのとき、「なんだとおもったのか」と「なにだったらよかった(こんなのあったらいいな)」のかを、聞いておけばよかったなと。
100%お答えはできないですが、「こんなのあったらな~」のお声は、勉強にもなりますし、作る世界も広がりますので◎

ただ。

自分でつけることは少なくても、とてもブローチ好きのわたしは、よくブローチを作るのですが、逆に、自分が身につけられないものや使わないものを作ってもいいのかが心配で、作ることをためらいます。

例えばピアス。
わたしは、穴もあけてないので、全くの装着不可能。
そんなわたしが、ピアスのことを聞かれても、全くの無知なので答えられません。

「熟知」してなくてもいいですが、「最低限の知識」すら無いものを扱うのって、ちょっとルール違反してる気分なのです。

注文を聞きに来てくれた店員さんに、
「今日の日替わりランチって何ですか?」って聞いたら、
「ちょっと確認してきます」って言われて、
「えぇ・・知らなかったの・・毎日変わるのに、確認してないの・・?」って気持ちになったこと、ありませんか!?

買う側の人を、そういう気持ちにさせてしまうのはよくないですから。


正直な気持ちを言うと、作りたいんですよ、ピアス。
ポチっと飾りがついてるだけの、シンプル~なデザインのものを見ると、ものすごく可愛いなって、ずっとおもってるんです。

身につけてる方にお話を聞いて、いつぞや作ってみようかな。

「あ。これはブローチなんだ」に、こっそりお答えできる日が来ればいいなぁ・・。